楽譜通りに歌うということ

いよいようたサークル⭐︎Freedomのコンサートまで1週間を切りました。

出演者の皆さんも自分で出来ることを精一杯やろうとがんばっておられます。


まだご予定空いているという方はぜひ聴きに来ていただけたら嬉しいです!


さて、楽譜通り歌うということについて
自分が確信を持つレベルまで楽譜を理解していないと実は難しいというお話です。

当然と言えば当然なのですが
楽譜から読み取ったことが瞬時にどんな長さでどんな言葉でどう繋がっているかというのを把握して
脳が指令を出しそして声を出すのに必要な不随意筋が反応して声が出てくるというのが自然な流れで

自分がズレていると自覚出来ていて
何度やっても怖くて身体が強張って入れないという場合は
脳の指令を強める為に確信を持てるまで楽譜を理解し迷いを無くすことがものすごく大切です。

ズレていることを自覚できている場合は
このように改善の余地ありなので私はある意味安心しています。
しかしすごく時間がかかることなので
無闇にアドバイスはしませんし
何ならずれてることを叱ることもしません。

余計にメンタル的に追い込まれて反応できなくなるからです。

それがたとえ次の本番に間に合わなかったとしても
音楽が好きでい続けてくれることの方が私にとっては重要なので…

気づいてない方には厳しく言います。

それは現存する価値があると証明されているものを適当に扱う精神は必ず自分にとっても良くないことに繋がると思うからです。

物事に真剣に向き合わない姿勢は
結局は人から真剣に向き合ってもらえないことにつながると思うからです。

音楽には生き方、性格、性質が全て出ます。

ここに書いたこともそうです。

適当に扱う人は自分自身も大切にされない
人任せにする人は人のせいにする

自分の問題と向き合ってる人はどんどん魅力的になる

楽譜通りにということを
自分が理解できる範囲をどこまでも増やして
自分が表現できる範囲をどこまでも広げて
取り組んでいくと
自分という人間の癖や性質、ウィークポイントは明確に見つかります。

私は人とは比べないけれど
偉大な作曲家が残してくれた音楽というミステリーを解明していくことで
ずいぶん自分のことを知れたと思います。

そして自分の身の程がわかるから
自分に必要なことと
自分がそれを改善するのにどれほどの時間がかかるかも知り
その上で自分にとっての最善の選択ができるようになり
落ち込むことも追い込むこともかなり減り
精神的に安定して日々を過ごすことが出来るようになりました。

ま、プロ目指して結果出すことを継続してても
私の場合はこんな風にはならなかったと思うし
私の音楽への取り組み方としてはとても合っていると思います。

音楽は元々素晴らしいもの

それを表現する自分自身の成熟を目指すことしか
その素晴らしさを表現できるようになる方法はないと私は思っています。

その考えでいくと
音楽家は皆さん性格が良いはず笑

最近、確かにそうだ!と思えることが増えてきました^_^

音楽家に見えてまだなり切れてないな〜と感じる人は
やっぱりって思うことも…

だからこそ諦めずに楽譜通り目指そう!

歌の場合は出来ないのは全て自分の問題笑